子どもの自律神経失調状態


見逃さないで!脳脊髄液減少症も
子どもに多発している事実


聞き慣れない病気ですが、最近「脳脊髄液減少症」が問題になっています。これは、脳と脊髄を満たしている髄液が、脊髄のひび割れなどにより、穴の開いた所から漏れてしまい、脳が沈み込むことで、激しい頭痛や吐き気、首の痛み、疲れ、だるさ、めまい、ふらつきが起きる症状です。さらにひどくなると、記憶力や集中力の低下、不眠、微熱など、さまざまな不調が起こります。これが隠れた原因となって、不登校になっている子どもが多くいるのです。
特徴は、起き上がると激しい頭痛がしますが、横になって安静にしていると治まってくる、また、天候にも左右されやすいというものです。原因は、交通事故やしりもち、ケガなどによる「強い衝撃」で髄液が漏れ出すと言われてきました。最近では、わずかな事でも漏れ出すとも言われています。

この「わずかな事」に問題があるのです。私は、この「わずかな事」とは、浮き指によって重心がかかとへ片寄るために、かかとからの突き上げが過剰な衝撃となり、これが繰り返され「強い衝撃」となっている状態だと訴えているのです。腰椎分離症、ヘルニア、すべり症など疲労骨折のほとんどが、はっきりとした原因がなくても発症しているのです。これに共通しているのが、浮き指なのです。このことからもわかるように、頸椎や胸椎にも同じことが起こっていると考える方が自然だと思います。
ここで、この問題を取り上げているわけは、まったく思い当たる原因がなくて、首の痛みやこりで来院された子どもの中に、不登校になっている と、付き添ってきたお母さんから何回となく、打ち明けられ、どうすればよいかと相談されたことが多かったからです。


改めてよく診ると、脳脊髄液減少症の症状と、ぴったりと合致する子どもが何人もいたのです。当然、専門医に紹介しますが、そこでやっと本当のことがわかり、重荷をおろした安堵の表情で、お母さんが報告をしに来てくれます。
足裏から全身のバランスを整え、サポーターで首の安静を保つことで、多くの子どもが学校に行けるようになります。そのたびに思うのは、不登校や引きこもりの中に、外反母趾や浮き指で、かかとからの過剰な衝撃が外部から伝わるストレス(介達外力)となり、気づかないまま脊椎を損傷したことが隠れた原因となっていることです。
 そうして、脳脊髄液減少症を起こして、不登校の原因になっているということなのです。

このサイトに掲載している情報は、医師の治療を受ける機会を奪うものではありません。
医師の判断を優先され、あくまで「自分でできる未病改善」の参考として下さい。

Kasahara

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