子どものスポーツ障害


スポーツ障害を起こす子どもと
起こさない子どもの差は


大きな間違いが浸透している、子どものスポーツ障害

 野球やサッカー、バスケットボールなど、お子さんがスポーツをしているお母さんにとって「スポーツ障害」は、必ずぶつかるものであり、どう対応していくべきなのか、非常に悩む点だと思います。
 そもそも「スポーツ障害」とは一体何なのでしょうか?

他の選手と激突した・試合や練習中に捻挫した・怪我をしたなど、負傷の瞬間を特定できるスポーツ障害であれば、治療法や予防法は確実なものがあり、素晴らしい治療法で治す専門家がたくさんいらっしゃいます。
 しかしここでのスポーツ障害とは、いつ痛めたか・なぜ痛くなったのかが不明で、自分でも記憶にないという場合を指します。
スポーツをしている子どもが誰でも起こすものならば、運動のしすぎや過度の練習量、不十分なケアなど、思い当たる点も多く納得ができると思いますが、現状は違います。
同じ練習量・同じポジション・同じ年齢・同じ体型にも関わらず、スポーツ障害を起こす子どもと起こさない子どもに分かれます。これは誰もが分かっている事実なのに、追求することなく今日にまで至っています。
スポーツ障害を起こす子どもと起こさない子ども、この両者の違いは一体何なのでしょうか?誰も解明してこなかった真実を、多くのお母さん方に知ってもらうため、詳しく説明していきます。


スポーツ障害を起こす最大の原因

 そもそも「スポーツ障害」という名称は、原因が分からないけれどスポーツをしている子どもに多いため、そう呼ばれています。しかし先にも述べたように、同じ条件下でもスポーツ障害を起こさない子どもがいる以上、矛盾が生じてしまうのです。
スポーツ障害を起こす子どもと起こさない子どもに分かれるのは、「不安定な足裏」に原因があるのです。では、その「不安定な足裏」とはどのような足のことなのか、説明していきます。


(1) 外反母趾


外反母趾はヒールをよく履く大人の女性に多いという先入観が蔓延していますが、これは大きな間違いです。なぜなら男性でも外反母趾の人は多くいますし、今お話ししている子どもにも非常に多く見られるため、ヒールが原因という理論はつじつまが合わなくなってしまうのです。ただ、外反母趾になる原因の1つであることは確かです。

外反母趾は、子どもの頃から靴を履いて足を覆い、また平らなところばかりしか歩かないため、足裏の刺激不足により足裏のアーチ(中足関節)がゆるんで親指が曲がってくる症状なのです。
さらに、靴が脱げないように指を上げてひっかけて歩くことにより、親指の付け根の骨(母趾球部)を歩く度に地面に打ち付けるため、親指の付け根の骨が防御反応でカルシウムを出して守ろうとするため、骨が出っ張ってくるのです。

 外反母趾は、親指の曲がっている角度で判断します。



15度以上曲がっている場合、外反母趾と判断され、30度以上曲がってしまうと手遅れという状態になります。少し曲がってきたかな?と思った時こそ、注意をしてください。早めの対策で、外反母趾は防げるのです。また痛みが出てきたら、それは変形が始まるサインです。お子さんが痛みを訴えたり違和感を感じたりしていたら、ぜひお母さんが、お子さんの専属の治療の先生になってあげてください。


(2) 浮き指(指上げ足)


この名はまだあまり浸透していませんが、大人も子どもも関係なく非常に多くの方に見られる症状です。まだ知られていないだけに、自分が浮き指(指上げ足)なのかも分からず、放っておいて悪化させてしまうというケースがほとんどです。だからこそ、お母さんがまず知って、子どもが浮き指(指上げ足)なら早めに治したりケアをして教えてあげなければならないと強く思うのです。

浮き指(指上げ足)とは、その名の通り指が地面から浮いてしまっている状態を指します。
足裏の指の付け根にタコができて硬くなっているのが特徴で、これは指が使えていないため付け根ばかりを打ち付けてしまい、防御反応から硬くなったものです。

 浮き指(指上げ足)は、親指が甲側に反る角度により判断します。



 図や写真のように、手の親指で足の親指を甲側に押した時、90度以上反ってしまう場合を、浮き指(指上げ足)とします。ただこれはまだ基準が定められておらず、浮き指(指上げ足)自体も広まっていないため、私が考えた基準となります。しかし、これ以上的確な基準はないと思っています。
 足の親指が甲側に大きく反るのは、単に関節が柔らかいということではありません。これは、とても重要な問題なのです。

このように90度以上反り曲がるのは、足が退化してしまった証拠なのです。
靴を履く時間が長かったり、舗装された道路に慣れ、足への刺激が少なくなっていることを示します。現に、足裏への刺激が常にある環境で生活している人々は、90度以上曲がることはありません。25年前に一人で調査をしに行った統計結果ですので、自信を持ってお伝えします。


(3) 扁平足


 扁平足も、外反母趾や浮き指(指上げ足)と同様に、足裏への刺激不足から、本来あるべき足裏のアーチが消失してしまった状態です。足裏のアーチが消失すると、免震機能(クッション作用)が低下するため、歩く度に地面からの衝撃とねじれを多く身体に伝えてしまいます。


不安定な足裏こそが、「スポーツ障害」の本当の原因

 先に挙げたような足裏の異常は、非常に多くの子どもに起こっています。
そしてこの足裏の異常が、子どものスポーツ障害を引き起こす原因になっていることに、お子さんをお持ちのお母さんも、そして我々治療家も、早く気付かなければならないのです。

 不安定な足裏である子どもたちが、スポーツ障害を起こします。
足裏が不安定かどうかで、スポーツ障害を起こす子どもと起こさない子どもに分かれるのです。
人間の土台である足裏が不安定であると、土台より上のどこかも不安定になります。
積み木で例えた時、一番下の積み木がずれていたら、それより上は反対側にずらさなければ、バランスを保つことができません。そのアンバランスが積み重なり、ある日突然痛みとなって現れた結果なのです。

これは、子どものスポーツ障害に特化した話ではありません。例えば成人の場合でも、同じようなスポーツをしているのに腰が痛くなる人ならない人、ひざが痛くなる人ならない人、または、同じ時間だけパソコン業務をしているのに肩や首が痛くなる人ならない人に分かれるのと同じ原因であることに、早く気付いていただきたいのです。

子どものスポーツ障害には、いくつか種類があります。ひとつずつ確認してみましょう。


Kasahara

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