▼笠原巖のメッセージ
一生の足は、小学3年生位で決定付けられます。
問題なことは、「クラスの約60%に子どもの外反母趾や浮き指が見られる」ということです。その中でも、取り返しのつかない30度以上の重度の外反母趾が、中学生の7%もいると発表されています。また、同じように重度の浮き指で、親指を甲側に押すと90度以上反ってしまう中学生も11%もいます。更に、予備軍の子どももかなり多く見受けられ、これに比例して肉体と精神に異常を訴える子どもが増え続けているのです。
その証拠として、次のような不調を訴える子どもの足を見て下さい。そのほとんどに外反母趾や浮き指(指上げ足)があり、それは98%の割合で見つけることができるはずです。
- スポーツ障害を起こした子ども
- 猫背や側弯症など姿勢の悪い子ども
- 首こり・肩こり・頭痛・めまい・顎関節症・腰痛を訴える子ども
- 胃腸が弱く、便秘・下痢・冷え性・パニック症などの自律神経失調状態の子ども
- うつ状態や不登校・引きこもりになってしまった子ども
もし、あなたのお子様やお母様自身の体調が悪い状態であったり、また現在受けている治療法に疑問や限界を感じたり、希望を失った時は、本書の考え方「重力とのバランス医学」で足と健康との関係を知り、「足裏から全身のバランスを整える施術法」を試してみることも重要です。
そして、足裏からバランスのとれた健全な骨格育成で体力勝ちできる人生を目標にするのも、一つの方法だと思います。
この考え方と施術法を知っているか、否かにより、あなたのお子様やお母様自身の健康回復と共に、家庭内の環境や今後の人生が大きく変わってくるのではないでしょうか。
▼プロフィール
治療実績は45年に及び、初検だけで11万人以上の足を診てきた。
実に成人女性の約80%、小中高生や男性の約60%に足裏の異常「外反母趾」「浮き指」「扁平足」がみられる実態に警鐘を鳴らし続けている。
なぜなら、この足裏の異常に比例して、ひざ・腰・首の痛み【ロコモ】や首こり・肩こり・頭痛をはじめとする自律神経失調状態・うつ状態【ニューロ】などの
【未病】が激増しているからである。
これまでの研究の中で、「日本人の足」と、「裸足で生活する国の人たちの足」とを比較調査するため、インドネシア・タイ・マレーシア・フィリピン・メキシコ・オーストラリアなどの奥地や離れ小島など7か国を5年間に渡り自ら海外調査を行ってきた。
その長年の研究と治療実績から、現代人に蔓延する足・ひざ・腰・首の痛みや様々な体の不調に対し、その発生メカニズムを『重力とのバランス』で力学的に解明。
全く新しい【重力とのバランス医療】として『過労性構造体医学(Gバランス医療)』を確立。
現在では施術をする傍らで、その普及活動として医師や柔道整復師、治療家、整体・健康指導者などをはじめ、大手企業、地方自治体、教育関係者、スポーツ指導協会、一般向けに講演・セミナーなどを全国各地で精力的に行っている。
「お母さん!子どもの足が危ない(宝島社)」
「外反母趾は今すぐ治す(自由国民社)」
「肩こり・腰痛は「浮き指」が原因だった(さくら舎)」
「ひざの痛みはサラシ1本で98%治る(さくら舎)」
「首こり・肩こりを一発解消!首らくらくサポーター(宝島社)」など数多くの書籍を出版。(累計100万部突破)
また、重力とのバランス理論を応用した多数の特許商品がロングセラーとなっている。
過労性構造体医学(Gバランス医療)に基づく新しい理論と、足裏のバランスからみた健康・美の情報、笠原巖先生の40年に及ぶ治療実績による技術伝授を、国家資格者・民間資格者・などに幅広く笠原先生が直接指導している。認定コースでは、医師と笠原先生の認定書を授与しています。