子どもの足と体の治し方


グーパーリハビリ運動で
足指の運動可動域を広げる


グーパーリハビリ運動は、外反母趾や浮き指の改善に必要不可欠です。また、テーピングを貼る前に、足指の運動可動域を広げておくと効果的に貼ることができます。テーピングの代わりになる専用テーピング靴下を履きながらおこなうと、簡単に運動可動域を広げて保つことができます
この他、お風呂に入った時などにもおこなうように、子どもに説明してください。時間の目安は、子どもの場合は片足3分ずつくらいです。
 一般的に知られている「グーパー運動」では不十分です。足指の自力だけで指を曲げる動作では、指先しか曲がりません。曲げるのは「指」でなく、「指の付け根なのです。手を掴む場合、指先だけではなく、指の付け根から曲げることでしっかりと掴んだり握ったりすることができます。
足の指も同様で、踏ん張って歩くためには、指先だけでは不十分で、足の指の付け根から曲げないと踏ん張ることができないのです。
 外反母趾や浮き指で、痛みや不調を訴える子どものほとんどは、指の付け根が硬くなっているので、自力では思うように曲げられないのです。そのため、手を使って親指の付け根を曲げるのです。これが「グーの運動」です。
次の「パーの運動」は、親指の付け根を左右にグルグル回す運動です。子どもの中には、ボキボキ、ゴキゴキというような音がすることがありますが、問題ありません。そのまま音が消えるまで続けてください。
 外反母趾や浮き指で、踏ん張れない状態が続いている子どもは、足裏の筋肉が弱っているので、急に使うと「足がつる」ことがありますが、続けていると、次第につらくなくなります。
いずれにしても、最初からはうまくできないので、初めは手を使って、限界に近いところまで曲げたり、回したりを片足3分ずつくらい繰り返します。
 この「グーパーリハビリ運動」を続けていると、自然と踏ん張れるようになります。痛みがあるときは中止して、痛みが取れてから再び始めてください。


(1) 手の人差し指を伸ばし、親指と残りの3本で足の親指を握る。
(2) 反対の手で足首が動かないように甲をしっかり押さえる。
(3) 足の指を握る方の手の親指を足裏の親指付け根に当てる。
(4)テコの原理で親指を下へ曲げる。
(5) 反対の手は、甲をしっかり押さえる。
(6) 親指を左右に回してパーの運動をする。

このサイトに掲載している情報は、医師の治療を受ける機会を奪うものではありません。
医師の判断を優先され、あくまで「自分でできる未病改善」の参考として下さい。

Kasahara

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