子どもの外反母趾

変形には左右差・男女差が
あることを知ってください


 外反母趾の変形は、ただ親指の骨が出っ張ってくるだけではありません。これには必ず左右差がともないます。「右足は体の柱となって全身を支える夫の役割」となり、「左足は右足を支える妻の役割」をすることで体のバランスを保ち、美と健康に導いているのです。また、手においても同じです。

この左右の差を補うために、体のあちこちが反対側に曲がったり上がったり下がったり、様々な変形をしながら全身のバランスをとろうとします。それが人間の本能なので、自分の意志とは無関係に、変形は進んでいきます。

そしてその変形には、左右差がともなうのもまた、人間の本能なのです。
なぜなら人間の体は、左右で役割が異なるからです。


足の場合、右は衝撃を吸収する役割を持っており、左はねじれを吸収する役割を持っています。運動場でグラウンドを走る時、必ず左回りで走るはずです。これは左足がねじれを吸収するという人間の本能に準ずるもので、右回りで走ってみても良い記録が出ないばかりでなく、走っている最中に転んでしまう人が続出したという調査報告も出ています。
このようにして人間は、自分の体の役割を本能的に知り、使い分けているのです。ですから当然、左右で差が生じてしまうので、負担も左右で異なるということです。


●人間の体は左右で役割が異なっている。
右足→衝撃(タテ揺れ)を吸収しやすい
左足→ねじれ(ヨコ揺れ)を吸収しやすい


また、変形の進み具合は男女でも異なります。その理由は「重力に対する筋力の男女差」にあったのです。つまり、男性も女性も同じ割合で重力の影響を受けているわけですが、女性の方が筋力をわずかに弱く造られているため、重力の影響や負担を多く受けて、負けてしまったことに原因があるのです。
人間の体は、重力に対し常にバランスを効率的に保つことを第一優先している力学的構造体なのです。そして、その重力とのバランスを最も多くコントロールしているところが足裏であり、足底筋群の力が関係しているのです。筋力が弱い女性の方が重力の負担に負け、外反母趾や指上げ足、扁平足などにもなりやすいのです。
さらに女性はお産という大事な役割を担っています。そのお産を安全にスムーズに行えるようにと、神様が最初からそのように造っているのです。

このように、男性に比べて女性は筋力が弱く、また体の構造ももともと異なるものであると理解しておいてください。それぞれの場所がそれぞれの役割をもって補い合い、助け合っているのです。

このサイトに掲載している情報は、医師の治療を受ける機会を奪うものではありません。
医師の判断を優先され、あくまで「自分でできる未病改善」の参考として下さい。

Kasahara

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