痛みや体の不調には、治療家の
施術が必要な場合も多くある
原因不明の慢性的な痛み(亜急性捻挫)や体の不調(自律神経失調状態)では、治療家の施術が必要な場合があります。
これらの症状で緊急性がなく、たとえ放っておいても問題ないという場合は、足裏から全身を重力とのバランスで整える施術法を試すのも1つの方法です。わたしは、これをもう1つの治療法として「セカンド療法」と呼んでいます。
柔整師、鍼灸師、マッサージ師、整体師、カイロの施術師は、手技により体のバランスを整えたり、硬くなった筋肉をほぐしたり、足裏のバランスを整える方法を理解して体得しています。
また、直接人間の体に触れ、長年の経験から、その感覚がコンピューター以上に研ぎ澄まされ、熟練した治療家もいるのです。ただし、未熟な者が多いのも事実です。
誤解を恐れず言うと、いままでの対処療法や薬一辺倒の治療に対して、不安や限界を感じたり、迷っていたら、「自然治癒力の3原則」をセカンド療法として試すことも必要だということです。
「自然治癒力の3原則」とは、重力との調和を目的とした施術法です。専門のホームページに詳しく書かれていますので、ここでは簡単に説明しましょう。
(1) 【構造医学(縦×横×高さ)】…足裏から全身のバランスを整え、ゆがみの回復を図り、自然治癒力を発揮させる。
(2) 【過労医学(時間× )】…衝撃とねじれに対する足裏への免震処置と血行促進で損傷の回復を図り、自然治癒力を発揮させる。
(3) 【環境医学(環境× )】…肉体的には、外面からは患部の安静固定、内面からは栄養バランスをとる。精神的には、癒しや安らぎ行為をおこなって、神経的には、自律神経の安定で、環境の回復を図り、自然治癒力を発揮させる。
この3つを同時におこなうのが、重力とのバランス医学に裏づけられた根本療法なのです。熟練した治療家なら、これができるのです。
大切なことは、この3つのうちの1つだけでは不十分で、この3つの条件がそろってはじめて自然治癒力が最大限に発揮されるのです。
医師の判断を優先され、あくまで「自分でできる未病改善」の参考として下さい。
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- 2015-11-14
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