子どもの猫背・側弯症


なぜ、左右で足の役割は違うのか?


 足はもともと左右で役割が違います。右足は“衝撃”に対処する役割があり、左足は“ねじれ”に対処しているのです。その証拠に、陸上のトラックも野球のグラウンドも左回りなのです。
実は、過去に1度オリンピックで右回りのグラウンドが使われたことがあります。その時は『何か不自然だ』『走りにくい』との声が多く聞かれ、記録が出ないどころか故障者が続出したそうです。
これは地球の自転に合わされたものであり、左足がねじれを吸収する役割があるからこそ、うまく走れるのです。しかし、しっかりと吸収しきれない不安定な足で歩いたり走ったりしていると、足先が必要以上に外側にねじれてしまうのです。外反母趾が左足に多いのもこのためです。


 このように、特に片側に外反母趾指上げ足(浮き指)があると、その側の足先がまっすぐに地面を蹴ることができず外方向へ流れるような変則的な歩き方を無意識にしてしまいます。すると、足首の緩みや股関節の位置にも狂いが生じ、ねじれた側の前側の骨盤(前腸骨棘)が高くなります。高くなった前腸骨棘に対し、バランスを保とうとして背骨が右側に曲がってくるのです。
ホルモンの異常が原因だと言われていますが、これは全体からみたらほんの1割程度でしかないでしょう。側弯症で最も多いのは、左右で異なる悪い歩き方による不安定なのです。


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