子どもの自律神経失調状態


自律神経失調状態の特徴


大人だけじゃない!子どもにも多い自律神経失調症

意外だと思われるかもしれませんが、最近では子どもにも自律神経失調症が増えています。そしてその症状は、決まって「足と首に異常」がある子どもに集中しています。症状は子どもも大人も変わりませんが、子どものうちから自律神経失調症になるなんてありえないと先入観から見過ごされ、気づかない場合が多いのです。抑うつ状態の中学生も多く、自殺を考える傾向も増しています。

 子どもの自律神経の乱れも、足と首の異常が原因となることが非常に多いのです。
私はこれを、「足頚性自律神経失調症候群(そっけいせいじりつしんけいしっちょうしょうこうぐん)」と名付けています。文字通り、足と首の異常からなる自律神経失調症だからです。ですから、もしもお子さんに自律神経失調状態が少しでも見られたら、まずは足を見てみてください。足の異常が隠れているはずです。足裏のバランスを整えることが、自律神経を安定させることに直結するのです。

 しかしながらこれとは別に、足裏の不安定が原因ではなく、投薬が必須な場合の自律神経失調症もあります。この場合は必ず医師の診断を受け、その指示に従うようにしてください。


自律神経の誤作動は、壊れたギヤに例えられる

 自律神経の誤作動という状態を分かりやすく例えると、船のギヤが壊れた状態に似ています。ちょっと大きめの船で、左右それぞれ2つあるエンジンを思い浮かべてください。
そのギヤが壊れて、自動的に前進に入ってしまったり、バックに入ったり、また左右のギヤがそれぞれ別々に、前後が逆に入ってしまうなど、制御できずに安全を保てない状態です。自律神経も船のギヤに似ていて、どちらか一方に大きく曲がり過ぎると、安全にさせるため逆の一方のエンジンをふかし、直進させようとします。この時エンジンをふかし過ぎると、逆の方向へ曲がってしまいます。
 人間も交感神経や副交感神経のどちらか一方に片寄ると、安全を保つための防御反応が働き、元のバランスに戻そうとします。この時、逆の一方に大きく片寄り過ぎると、まったく逆の状態に入れ替わることがあります。1日の中でも、また半年、1年といった周期で誤作動が起こり、逆の症状に入れ替わったり、また片寄った症状だけが、ずっと長く続いたりするのです。
 健康な状態とは、船のギヤで例えると、2つのギヤが中立(ニュートラル)からドライブの位置にある状態です。つまり、その時こそが交感神経と副交感神経の両方の働きが安定しているという状態なのです。


自律神経の誤作動は、壊れたギヤに例えられる

いつも胃腸の調子が悪いと訴える子どもも増えています。主に次の症状が、よく見られます。

  • ・急にお腹が張ったり、ガスが溜まる
  • ・時々お腹が痛くなる
  • ・食事の途中で急に満腹になり、それ以上食べられなくなる
  • ・急に気持ち悪くなり吐き気がする
  • ・食欲不振になる
  • ・食事をした後、急に下痢をしてしまう
  • ・通学の途中や遠くへ出かける時いつも下痢になり、トイレを気にしたり駆け込んでしまう
  • ・そんな下痢がしばらく続いた後、今度は便秘が続く

 胃腸は、交感神経副交感神経の二重の支配下にあるので、足と首に異常のある子どもは、このような両極端な症状が交互に起こってしまうのです。このような子どもは、足裏の不安定を背中でも補うので、余分な負担をかけることになり、たいてい背中の筋肉も硬くなっています。背中の筋肉が硬くなると、自律神経ばかりでなく、腸の働きをスムーズにするぜん動運動も鈍くなり、便秘になったり、これを回復させようとする自律神経の防御反応から、下痢になってしまったりを繰り返してしまいます。  胃腸の調子が悪いという症状では、当然、胃や腸そのものに異常がある場合もあります。ですから、最初に画像診断などの慎重な検査を受けることが必要なことは言うまでもありません。原因がはっきりしない、しばらく放っておいても問題がないと医師に言われた場合は、セカンド療法として、足裏から全身のバランスを整え、自律神経を安定させる施術法を試してみるのも一つの方法なのです。


子どもにも見られる冷え性の隠れた原因とは


 子どもにも多く見られる冷え性。これは、便秘や下痢をともない、「手足が冷たい」「足だけが冷たい」という場合があり、足指にしもやけができている場合も多くあります。
 人によってその程度は異なりますが、「冷たくてしびれる」「冷えて夜眠れない」「お風呂で温まらないと寝つけない」と訴える子どもも多くいます。この他、足は冷たくても、上半身には「ほてり」や「のぼせ」をともなう場合があり、女性に多い傾向にありましたが最近は男子にも増えています。

 問題は、なぜ冷え性になる子どもとならない子どもとに分かれるかということです。その答えは、外反母趾や浮き指、また扁平足などの足裏の異常があり、最上部となる首にゆがみ(ずれ)が起こり、首こり、肩こりがあるかないかで分かれるのです。子どもの冷え性の90%は、足と首の異常による自律神経の誤作動が原因となっているのです。



自律神経は、血液の循環体温、臓器の働きを調節しているほか、末梢神経血流もコントロールしています。交感神経の反応が強すぎると、胃腸の働きも悪くなるので、便秘と同時に冷え性が起こり、この片寄りを防ごうとして、副交感神経の反応が強くなると、下痢をともなう冷え性が起こります。残りの10%は、足裏の不安定をももやすねの筋肉が補おうとするので、疲労して硬くなり、血管を圧迫して基礎代謝を低下させるために冷えてきます。さらに、腰のゆがみは坐骨神経の働きも低下させるので、より足が冷えてしまいます。このように、自律神経失調状態による子どもの冷え性は免疫力も低下させるのです。


Kasahara

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