子どもの足と体の治し方


テーピングをした後のケアと注意点


 子どもにテーピングをする場合は、「足と健康との関係」とその重要性をよく教えて、子どもに納得させると、自ら治すための努力をするようになります。そして、同時にケアと注意点も教えておくと、長続きします。
 子どもは新陳代謝がよく、足裏にも汗をかくので、皮膚がかぶれやすくなります。かぶれを起こさないように、テープはこまめに張り替え、適度に間隔をあけて、肌を休ませながらおこなうのがよいでしょう。その間は、専用の靴下やサポーターで対応してください。
また、一番かぶれやすいのは甲の部分で、甲側のテーピングを引っ張り、強く貼った場合です。貼り方の手順で説明しているように、必ず甲は弱く貼るということに留意してください。

 テーピングの後は、次のことに注意してください。
(1) テープは個人差もありますが、12歳から15歳までの場合は、通常1週間に一度で1日12時間くらいを目安に貼ります。テープを剥がした日は、お風呂で足をきれいに洗い、足をよく乾燥させて皮膚を休め、かぶれのチェックをしてください。問題なければ1週間に一度、1日12時間だけ貼るというパターンを繰り返してください。テープをしていない時は、できるだけテーピングの機能が編み込んである専用テーピング靴下やサポーターで対応し、テープとの使い分けをしてください。15歳以上は通常、1日貼ったら3日休むを繰り返してください。なお、成人以降はテープを持続して貼れるようになるので、通常、3日貼ったら1日休むという繰り返しが目安となります。

(2) かぶれやすい場合は、テープを貼る前に5センチ幅の綿の包帯を巻き、その上からテーピングをおこなうとかぶれにくくなります。それでもかぶれる場合は、家にいる時は、室内用として専用の外反内反Wサポーターを使用し、登校や外出の時は、専用テーピング靴下を履くなど、交互に使い分けてください。

(3) 15歳以上で1日以上テープを貼る場合は、お風呂にはテープを貼ったまま入れますが、この時、できるだけ足をお風呂の縁に出して、濡れたり、温まって汗をかき過ぎないようにしてください。
また、足にビニール袋をかぶせて入ると、濡れるのを防ぐことができますが、濡れた場合やお風呂から出た後、ドライヤーで乾かしておくと、かゆくなったり、かぶれるのを防げます。なお、小さい子どもの場合は汗を多くかくので、1日もたない場合もありますので、その際は、初日の入浴時に外してください。

(4) テーピングは、水虫やアレルギー、皮膚疾患のある子どもには使用できません。その場合は、サポーターと専用靴下との併用になります。

このサイトに掲載している情報は、医師の治療を受ける機会を奪うものではありません。
医師の判断を優先され、あくまで「自分でできる未病改善」の参考として下さい。

Kasahara

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